職場で正論ばかり言う人が嫌われてしまう決定的な理由

仕事の疑問

あなたの仕事先で正しい言葉や説明を振りかざす人いわゆる「正論ばかり言う人」はいませんか。政治家や宗教学者のようなハッキリとした物言いは、ときとして周囲から孤立することもあります。

常識的に考えたのならば正しいことをいっているので間違っていないし、嫌われてしまう理由などないのではないか?と思ってしまいがちですが実はそうではないのです。

そこで今回はなぜ正論ばかりを言う人は嫌われてしまうのか?ということについて考えていきたいと思います。

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相手の逃げ道を作らせないから

会社で自分が正しいと思ったことを理詰めで話す人は、間違いなく嫌われます。サービス業や小売業・金融業界・教育業界、どんな業種でも必ず間違いや失敗は起こりえます。

細かなミスの揚げ足をとり、必要以上に相手を追い詰めてしまうと、非難を浴びた人は逃げ道を失ってしまいます。

本来あるべき第二の道や第三の道が閉ざされてしまうため、正論を言った人に対して悪意を抱きたくなります。

正論ばかり言う人が嫌われてしまうのは、周囲の方に対して寛大な態度を取れないからです。

・頭ごなしな態度が嫌われる原因になる

世の中には誰が見ても正しいこと・誰が見ても間違っていることがあります。けれども時や場所によっては、中間の「どちらとも言えないこと」も多々存在します。

どちらとも言えないことは、見る角度や方向によっては良いことにも悪いことにも転びます。理路整然とした態度を貫く人が嫌われてしまうのは、こうしたどちらにも属さないことを頭ごなしに否定してしまうからです。

頭ごなしに叱られたり責められたりするのは、周囲の方にとって気持ちよい環境ではありません。叱った本人に対して敵意を抱きたくなります。

・人格の否定につながる恐れもあるから

いつでもハッキリした物言いをする人は、勇気あふれる人です。

けれどもそんな人が自分の上司だとしたら…。会社に行くのが嫌で堪らなくなります。

正論を振りかざす人は、同僚や部下の人格までも否定することがあります。内向的な性格・お喋りな性格・短気な性格など、持って生まれた人格そのものを否定されると、誰もが相手に対して嫌悪感を抱きたくなります。

自分自身の存在自体を否定された気持ちになり、生きた心地がしなくなります。「この人には何を話しても駄目だ」と思われ、正論を振りかざす人を避けたくなります。

 

・正論だけではコミュニケーションが取れない

ビジネスは人と人の繋がりによって成り立っています。また会社という団体に所属している限り、ときには自分の想いだけで突っ走ることが許されないこともあります。

正論ばかり言う人が嫌われてしまう理由として、周囲の人と会話が成立しないことが挙げられます。一方通行に自分の意見ばかり押し付けるため、周りは自分の意見が受け入れられない環境に戸惑ってしまいます。

反論のしようもなく封じ込められてしまうため、関係性は悪化します。

会社内でも浮いた存在になりやすいため、嫌われやすくなります。正しいことを口にするのは悪いことではないのですが正しいことをいいことに相手の考えを無碍に扱ってしまいがちなので意思の疎通がとれず

「なら話をする必要はないのでは?」

と思われてしまうでしょう。

・正論は攻撃性が高く感じるから

選挙が近づくと駅前や交差点など人が多く集まる場所で、選挙カーを見かけます。多くの政治家たちが日本の世の中を変えたいと…声を張り上げて熱演する姿をしばし見かけます。

揺るぎない信念を話すとき、誰でも攻撃性が高くなります。こぶしは高く挙がり、声はワントーン高くなり、話す速さもはやくなります。語気もとても強くなるため、聴いている人は胸がぎゅっと締め付けられる痛さを感じることもあります。

穏やかな話し方をする人と比べて、こうした攻撃性の高い話し方をする人は会社の中で嫌われやすい存在です。ねじ曲がった考えを許さない…確固たる信念があるため、周りの人は恐怖を感じてしまいます。

「あの人と付き合うと何か起こりそうだから、関わりを持たないようにしよう」と思われるため社内で友達が出来にくくなります。

・0か100かのふり幅が大きいから

正論ばかり話している人が周囲から孤立してしまうのは、0か100かふり幅がとても大きいからです。少しでも考えにスキがあったりプランに抜けがあると、どうしようもない欠陥商品に思えて相手を追及したくなります。

完成目指して作っていた商品が、たとえ70点の出来だったとしても、後から付け加える創意工夫により90点や100点に持っていくことは可能です。

こうした創意工夫やチャンスを与えずに相手の考えそのものを否定するのは、とても勿体の無い話です。ふり幅がとても大きい人は、周囲の成長を阻害します。「こんな人に話しても、有意義な話し合いはおこなえない」と残念な評価をされやすいため、周囲から距離を取られやすくなります。

・支配欲が強さがにじみ出ているから

正しいことを述べていると、周りより一歩優位に立った錯覚に陥ります。一般常識や社会的な秩序という仮面をかぶり部下や同僚に正しい説教していると、とてもすがすがしい気持ちになれます。

こうした傲慢な態度は、その人の支配欲の強さからきています。「自分のことを認めて欲しい」「相手を思いのまま操りたい」心の底に眠っている自己顕示欲が動き出し、本来なら手にすることのできない相手そのものを支配したいと感じてしまうのです。

どんな人も赤の他人から支配されることを、快く感じません。好意的に感じる人より、不愉快に感じる人の方が圧倒的に多いでしょう。傲慢で一方的な正論は、ビジネスの場で嫌われます。

・話が長い

働き方改革の一環から、長時間労働の是正が図られています。今までと同じ仕事量なのに、残業が許されない社会に変化しつつあるため、働く側としてはとても困ります。

正論を振りかざす人は、そうじて話もながい傾向にあります。最初は正しい話をしていたつもりなのに気持ちが高ぶってしまい、余計な尾ひれはひれが付いてしまうのです。

話をしている人はストレス発散ができるものの、聞かされている側にとってはこんなに辛い話はありません。少ない仕事時間の中で膨大な仕事をこなさなくてはならないため、精神的にも追い詰められます。「あの人と関わると仕事がいつまで経っても終わらない」と思われてしまうため、職場で一線を置かれやすくなります。

結局自己満足だから

正論は言おうと思えば誰でも言うことができます。ですが正論ばかり言う人はそのことに気づいていません。なので自分が正しいことを言わないと誰も気づかないと勘違いしているのです。

みな心の中では同じことを思っているでしょうし、正論ばかり言う人はそれをあたかも自分しか思っていないと思っているのです。

ではなぜ周りは自分の中の正論を言おうとしないのか?きっとそこを追求しても意味がないとわかっているからです。白黒をつけるようなことじゃないとわかっているのです。

なのに俺は正しい事を言っているんだ!というような人が現れると呆れてしまうんです。そんなのわかりきってることだし、それを追求する意味がないじゃないかと。

要は自分だけは周りと違って正しい事を言えるんだぞと周りに言っているようなものでそれは相手側から見たらただの自己満足以外の何者でもないのです。

・まとめ

今回は正論ばかり言う人が嫌われてしまう理由をご紹介しました。正しいことは武器になりますが、使い方を誤ってしまうと嫌われてしまう原因にも変わります。

色々な価値観・年齢の人が働いている職場では正しいことばかりではなく、ときには間違ったこと・曲がったことも許容する寛容な心が求められます。

色々な物の見方を受け入れることで、多角的に視野を広げることもできます。四角四面になりすぎず、柔軟性のある物の見方で仕事に取り組んでみてください。

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