「アットホームな職場」記載の求人票は要注意!その4つのわけ

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新卒でも転職でも、これから職を探そうと思っている人なら、スカウトでもない限り求人票を見ます。

そこによくある文言が、「アットホームな職場」です。

誰もが一度は目にしたり聞いたことがあるのではないでしょうか?

がっつり体育会系で厳しい会社より、アットホームな雰囲気の方が仕事がしやすいので良い条件と言えます。

ところが、求人票に「アットホームな職場」は少し注意した方が良さそうです。ここではなぜ注意した方がいいのか?その理由について詳しく説明していきたいと思います。

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・そもそも誰もツッコめない

もし、そのアットホームな職場に入って実際のところアットホームでなかった場合、あなたならそれに対してツッコめますか?

求人票に書いてあったことと違うじゃないか!と言って退職するほどの勇気がある人はいないと思います。

そう、要注意なわけは、「アットホーム」という言葉は曖昧でつかみどころがなく、その人その人によって程度の解釈が違うからです。

 

例えば、「完全週休二日制」とあれば具体的で、そうでない場合はこれを指摘することができます。指摘することができるのは、「土曜が仕事なのは隔週です」、などの具体的かつ誰が見ても解釈が同じものです。

一方、アットホームな職場が求人票に出てきやすいのは、人によってその尺度が違い、自分が指摘するには誰が見てもアットホームではないほどの雰囲気でなければなりません。

しかも、雰囲気を数値化するのは難しく、たとえ指摘されたとしても会社側はそれはあなたがそう思うだけ、と逃げることができます。

このような曖昧な言葉がある場合は要注意です。

・新参者には厳しい現場も

実際に、求人票に「アットホームな職場」と書かれていて、実情もアットホームだった場合でも要注意なわけはあります。

新しい社員、例えばあなたがその会社に入ったとして、その新参者を受け入れてくれるかが問題なのです。その会社内で既に構築された人間関係は良好でアットホームだとしても、求人票を見てやってくる人がその輪に入れなければその人にとってアットホームだと言えませんよね。

良い大人なのだから省きなどしないと思いたいのですが、ふたを開けてみるとそうでもないという会社もあるそうです。

異性がいない職場であったり、年齢層が偏っていたりするところに、それに該当しない人が入ってくるとなかなかその人間関係に参入しにくいことが多いです。

自分にとってもアットホームにするためには、まずは観察からです。

そこにお局的存在がいれば、その職場では皆が上手くやっていくためにその人中心で動いているはずです。年長者やキャリア的に力のある人の動きを見るのは悪いことではありません。気にしすぎずとも居心地の良い職場が本来あるべきアットホームな職場なのですが、そうもいかない場合には活用してみてください。

・個性が出せないという意味でもある

長所と短所は同じものと言いますが、アットホームな職場もそうです。

逆に捉えれば、その雰囲気を守っていくためにはその仲間たちと異なる意見を言うことは暗黙のルールで禁止されています。

表面上ではなく、仕事仲間を飛び越えた仲で楽しくやっていけるなら問題ないのですが、そうでない場合は発言に気を付けなければなりません。

日本は特に和を重んじ、出る杭は打たれる文化です。郷に入っては郷に従えとも言いますから、職場の雰囲気を壊さないように立ち振る舞うには個性を出しづらいかもしれません。

 

もしガンガン個性を出していきたいならば、仲良しでやっているのではなくぶつかり合いもしつつ、でもより良い方向へ行こうとする意志は同じだという仲間がいる職場の方が向いているでしょう。

真の意味でもアットホームは何でも言い合える仲ですが、それを職場に持ち込もうと思うとなかなか難しいのが現実です。

アットホームとは、仕事上で使われる場合「厳しくない」と同等くらいに思っておいた方が良いかもしれません。

・厳しいことを言われても「常識」で済まされる

アットホームと言うとのほほんとしているイメージですが、求人票にそう書かれているにもかかわらず思いのほか厳しい現場だった場合もあります。

叱っているならそれは「躾」になり、強制的な飲み会は「常識」とされます。

躾や常識はあってしかるべきもので、守るべきルールだからこれはアリだと言われます。それ以外はアットホームだよと言われれば、返す言葉もありません。

アットホームを作り上げるのはその会社であり、自分の判断基準ではないことに要注意です。実際に自分が思うアットホームなのかどうかは、入社してみてからではないとわからないものです。

全ての会社が体育会系かアットホーム系かで別れているわけでもないですから、会社側も聞かれても困るというのが本音でしょう。

部署によっても、その年によっても違うでしょうし、面接官に聞いてみてもその人たちが全てを把握しているとは限りません。異動などで人の出入りがある職場がほとんどなので、そのアットホームな職場というのは一時期作られるだけのものも多いです。

仕事では言わずもがな性格が合わない人とも付き合っていかなければならないので、人が入れ替わるたびにそこの雰囲気は変わってしまいます。

よって、新年度の募集にアットホームな職場と書かれていても、人数が少ない小さな会社以外はあまり信用に値しないと言えるでしょう。

・まとめ

求人票に「アットホームな職場」は要注意なわけ、ここまで見てどう思いましたか?良い条件のように思えますし、新卒ならこれを第一条件にしているかもしれません。

注意してほしいのは、入った会社が思ったよりアットホームでなかった場合、それが「社会の普通」だとは思わないことです。

「その会社の普通」であり、他の会社に行けばそうではない場合も多いので、一つの会社が社会の全てだと判断しないことが重要です。

狭い世界に生きるのではなく、広い視野を持っていると自分が最も働きやすいと思える職場がわかります。自分が思うアットホームで正しいのですから、それに合った職場探しが重要になります。

インターンなどの制度を活用し、実際に働いてみることでその雰囲気を掴むのが一番わかりやすい方法でしょう。

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