さとり世代って?特徴や仕事での扱い方などを詳しくまとめてみた

さとり世代
人との接し方

・さとり世代とは?

さとり世代とは、1990年代生まれの若者のことをいいます。

2013年に流行語大賞にノミネートされていて、現実を悟っている様な言動をする若者を意味します。バブル期を経験している親に育てられ、幼い頃から不景気の日本で育った為に、現実的で慎重な気質を持っています。

さとり世代と良く似た言葉にゆとり世代がありますが、この2つはほぼ同じ意味です。「ゆとり」と言われるのが差別的であるとの意見が多かったことから、「さとり」に言い直したという説が一般的です。

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・さとり世代の特徴

1.物欲がない

さとり世代の特徴として、バブル崩壊後の日本の不景気を良く知っているので、贅沢をすればどの様なツケが回ってくるのかも心得ているという点があります。

ブランド品や高級車、お酒やギャンブルにも殆ど興味を示さず、与えられた環境に応じて生活しています。
人と自分を比較しようとせずに、自分の個性を大切にします。

その為に必要以上に自分を大きく見せようとせず、ありのままの自分を人に見せて構わないと思っています。
上の世代から見れば変わり者だと思われるのですが、自己主張をしないことで返って人と変わった部分が目立ってしまっているのです。

2.インドア派が多い

若者の休日と言えば外出してイベントやアウトドアを楽しむものです。

しかしさとり世代の人達は、休日で天気が良くても自宅でのんびりと過ごすことが多いという特徴があります。

現代の日本ではインターネット環境が整っているので、わざわざ出かけなくても遠方の友人とコミュニケーションが取れます。

買物もネット通販を利用した方が豊富な商品の中から好きなものが選べて値段も安いとあり、身の周りのものを殆ど通販で揃えている人も少なくありません。

3.計算高い

さとり世代の特徴として、派手な消費を好まず、買い物をする時にはそのアイテムがどれだけお得かを考える傾向があります。

期間限定、数量限定、特別キャンペーン、お試し価格などのキーワードに反応します。商品の品質だけではなく、自分が支払った金額に対して、どこまで大きな価値が得られるかを重視する「コスパ志向」が多くなります。

4.結果重視主義である

一般的に社会では「物事は結果ではなくその過程で努力をすることが重要である」と言われています。

さとり世代の場合、途中経過ではなく結果重視なのです。どの様な仕事でも下積みは大切なのですが、さとり世代は「才能があれば下積みは必要ない」と考える人もいます。

その為に会社に入っても雑用や地味な仕事を嫌がり、急に大きな責任のある仕事をしたがります。人のサポートにあたる仕事も苦手で、いかに自分のパフォーマンスをアピールするかを考えているのです。

もちろん優秀な成績で大学を卒業していて、結果を出す為に努力はすれば、それなりに結果も出せて出世もできるでしょう。

しかしさとり世代の困った点として、部下を持った時に指導できないというものがあります。

上司は部下を育てるのも仕事のうちですが、若い頃から下積みをおろそかにしてくると、部下に対して適切な指示命令ができません。「結果を出せ」だけでは部下がついてこないということもあるのです。

5.人に興味を持たない

さとり世代の特徴は温厚で、人間関係も円滑にしたいと思う平和主義者が多くなります。

しかし人と親交を深めたい、交友関係を広げたいと思う訳ではないのです。必要以上に親しくせず、お互い干渉もしません。余計な関わりを持ってしまうのが面倒だあると思っているのです。

人に対して興味を持たないので、相手の気持ちを考えたり思いやることが苦手な人が多くなります。無意識のうちに人を傷つけていたり、側に困っている人がいるのに手を差し伸べなかったりと、人間関係が淡泊になりがちです。

6.ネット世代である

現代人は殆どの人がネット社会に依存しています。

辞書の代わりにスマホを使用したり、ネットショッピングでポチッとするだけで好きなものが購入できます。

分からないことや今やりたいことがあれば、ネットがあれば全てできてしまうのです。一生懸命調べたり、手に入りにくいものをわざわざ買いに行くという努力をせずに済んでいます。

その影響として深く考える習慣や、我慢をする忍耐力が身に付いていない人も多いのです。

7.恋愛が下手

さとり世代に象徴されるのが草食系男子というカテゴリです。

女性を見て猛烈にアピールしたり、何とかして口説こうとしたりする、という情熱はほぼ持ち合わせていません。好意を持った女性がいても、友達以上恋人未満で終ってしまうことが多くなります。

また、女性の方から言い寄ってきた場合には応じますが、のめり込むことはありません。

・仕事でのさとり世代の扱い方

1.上から目線で押し付けない

さとり世代の扱い方として大切なのは、相手のペースを乱さない様にするという点です。

急にやり方を変えさせようとしたり、自分の若い頃はこうだったと押し付けると反発をします。仕事への執着が弱い分、すぐに辞めてしまう可能性もあるでしょう。

さとり世代に物事を伝えるには、まずはこちらが冷静になり、そうすることの重要性やメリットをきちんと説明することが大切です。

2.コミュニケーションを取り易くする

さとり世代は上司や先輩を頼ることが苦手です。

分からないことが合っても、質問をして「こんなことも分からないのか」「さっき言っただろう」と怒られるのが怖いのです。メンタル面で弱いので、叱咤激励も逆効果になります。

普段から上司の方から「なんか分からないことはないか」と声掛けをして、その流れて質問できる様に隙を作っておきましょう。

3.仕事はまとめて教える

さとり世代は人とコミュニケーションが取りにくいので、仕事を少しずつ教えると中々自分のペースでできませんひとつの仕事はなるべく最初から最後まで通して教えてあげる方が効果的です。

その方が分からないことをまとめて質問し易くなるのです。

また、結果重視なので、最後はどの様になるのが正解か知ってた方がやる気を出し易くなります。

4.付き合いを押し付けない

さとり世代は仕事とプライベートはきっちりと分けています。余計な残業はせず、自分の仕事が終わったら定時に帰ることに引け目を感じることはありません。

また、仕事が終わってから飲みに誘っても断り、たまに付き合っても「お酒は飲めません」で通します。仕事のためにプライベートを犠牲にするという感覚はありませんので、残業や付き合いを押し付けない様にしましょう。

5.目標を設定しておく

さとり世代は言われたことはきちんとやるし、決まっていることに対して結果を出します。

但しそれ以上のことはせず、向上心もありません。

さとり世代に対しては、上司から「契約更新を目ざすこと」「即日回答を心がけること」など、小さな目標を設定してあげましょう。

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