将来の役に立つ仕事における器の大きい人のなり方

器の大きい人
性格の悩み

「器の大きい人」とは、人それぞれ考え方やものの見方によって変わります。私が思う器の大きい人は、思いがけないような人の行動でも許容できる範囲が広い人のことです。

突然の行動や思いがけないようなことは、人を驚かせてしまいます。人は驚いてしまうと、怒る、戸惑う、笑うなど様々な本能をします。これが、日常生活であれば、まだ影響は少ないと思いますが、仕事であればそうはいきません。

お客様に迷惑をかけていないか、クレームにならないか、どうして言われたことを守れなかったのかなど色々な想定をした上で対応を検討しなければなりません。この時に、「器の大きさ」が発揮されます。

スポンサーリンク




 

【器の大きい人が求められる理由】

仕事をしていると、必ず予想だにしないことはたくさん発生します。

その問題を解決していくことが上司の役割です。他にも、職場環境の改善、部下の相談、仕事の方針決定や意思判断などが役割です。

困った問題が発生した時の責任は部下はとることができません。それは決裁権がなにもないからです。これは私の実体験ですが、大型発注を受けて喜んでいて細々した確認事項が漏れてしまっていたため、誤発注が発覚し返品交換、納期が遅れる、現場が進まないなど様々なクレームに繋がりました。

その時にも、私は謝ることしかできず、所長に対応をしてもらった経験があります。

その当時の所長の器が本当に大きいと感じました。所長に問題の話をするとやはりかなり驚いていました。そのあとの対応が本当に救われました。

ものすごく説教を受けるのだろう覚悟していたのですが、まずは大型案件の受注を素直に褒めてもらい、この問題を解決していく方法を一緒に考えていこうと言ってくださり、全く怒られませんでした。だからこそ、余計に同じことを繰り返してはいけないと教訓になりました。

結局その物件は所長と一緒に直接謝罪に行き、費用負担を当社で持つ形で無事収まりました。解決したあとに、冷静になったときに改めて今回の問題を振り返り、同じことを繰り返さない対応方法を決定しました。

その時の所長の後ろ姿は今でも忘れません。これこそ、「器の大きい人」でした。

少し脱線してしまいましたが、器の大きい人が求められる理由は、部下をまとめることができるからだと思います。部下のモチベーションを維持できる、失敗談を社員で共有できる、部下から上司への信頼を高めることができる、社内の雰囲気をよく保てるなどメリットしかありません。

仕事ができる人=上に立つべき人ではありません。問題から逃げず、部下の責任を請け負える人だと思います。会社としても、マンパワーの個人プレーの人よりも、チームワークを大切にして一人ひとりの社員の力を引き出せる人の方が必要な存在です。

【どうしたら器を大きくできるのか】

器を大きくする方法は、以下の3点が必要になると思います。
①上司が業務に余裕を持つこと
②部下がすぐに相談できる関係性を持っておくこと
③部下の性格や怒り方を知っておくこと
です。

①上司が業務に余裕を持つこと

自分自身の業務がこれでもかっていうくらいパンパンな状態であると、部下のフォローをするほどの余裕は全くなくなってしまいます。もしも、パンパンだとしても相談されたときに邪険してしまうと、次の相談は非常にしずらくなってしまい、問題を悪化させることがあります。

 

そのため、上司は月の仕事の目標を立てて、前倒しで仕事を終えていく必要があります。今日のことを今日するのでは遅いです。また、仕事を自分の手元に残さないということも大切です。目標を考えたり、計画したりするときはじっくり考えないといけませんが、部下からの確認事項がきたり、他部署からの依頼などはすぐに返信してしまうと頭の中が凄く軽くなりますのでとてもおすすめです。

私自身の業務が、営業と一緒に現場を確認しにいくクレーム対応や調査診断が多くあります。
どれも、緊急性がある業務ばかりで、「今すぐ現場に来てくれ!」なども日常茶飯事です。そんなときに、「いやーこの報告書が溜まっていて行けないです」とは言えません。

どれだけこの現場対応を早くするのかで、顧客の信頼を得られるかも決めてしまうほど大切なことですので、私は最優先事項で対応していますので、現場対応毎に提出する報告書は日頃から溜めないように早く片付けるようにしています。

②部下がすぐに相談できる関係性を持っておくこと

その所長の口癖が、「良い報告は私には一番最後で良い、悪い方向は一番先に私に言いなさい」でした。どうしても、悪い報告はどうにかしてもみ消せないかと色々と思案しますが、一言で言うと時間の無駄です。その時間があれば、そのまま上司に相談報告をするようにした方が賢明です。後に伸ばせば伸ばすほど、悪化するだけです。しかしながら、報告の仕方は考えなければなりません。

 

その問題が発生した理由、どのように対応したらスムーズなのかは自分なりの考えをもって相談するように心掛けて下さい。「問題が発生しました。対応策を教えてください」とだけ言われると、流石に怒って少しは自分で考えろ!と言いたくもなってしまいます。相談の仕方も徐々になれていって、上手く上司に相談できるようになりましょう。

 

この所長のように、部下が相談しやすい環境作りやコミュニケーションを欠かしてはいけません。たまにはご飯に連れていって、今の現状はどうなのか?困っていることないか?将来どうしたいのか?私生活で困ってはいないか?など気にかけるようにすると効果的です。ここでしてはいけないのが、お説教や過去の自慢話が始まってしまうと部下は一気に白けてしまいます。

 

たまには怒りたい気持ちもありますが、物事が起こった時に、話をするだけじゃないとあまり効果はないと思います。特に、過去の話を持ち出されると今の自分を見てくれていないと話す気がなくなります。

自分の失敗談や昔は似たようなものだったよとかそういうことは、上司もそうだったんだと思えると凄く親近感を持てます。だから、頑張れよという締めかただと丸く収まります。

③部下の性格や怒り方を知っておくこと

人の性格はなかなか掴みにくいことが多いですし、気持ちの波もあるので、より分かりにくいです。私生活とは違い、会社での雰囲気は作っていることもあるので、その人の本心を掴むことが大切です。

そのためには、自分以外と話をしている様子を観察したり、ちょっとした変化も気付けるように興味を持って接することです。そして、大切なことは聞いたことをメモをして忘れることです。忘れていかないと新しい情報も記憶できませんし、先入観を持って話を聞いてしまいます。

のような情報を分析して、時分の中で性格や怒り方を決定して、密かに検証をしていくと掴みやすいです。

【まとめ】

器の大きい人について話をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

共通点や人それぞれのやり方があると思います。私のように目の前にそのような人がいれば真似をするだけで自分の器の大きさは圧倒的に大きくすることができます。

また、近くにいない場合は、自分が自分の部下だったらどのようにしたら仕事をしやすいかを考えていくとやり方が見えてくると思います。

必ず年齢を重ねていくと、上の役職を任せられることは増えてきます。その時に慌てるのではなく、次の自分のステップを先読みしながら必要なスキルや情報は仕入れて対策を講じることで、器の大きな人になれると思います。

スポンサーリンク



ページの先頭へ