みなさん。ハローワークに行ったことありますか?
新卒からずっと働いてるという方にはまったく縁がない話ですが、新卒社員の3人に1人以上の人が、3年以内には離職するという情報なんかもありますので、行ったことがないという人のほうが少ないのではないのでしょうか?
そんなハローワークですが、いってみると愕然としますよね 笑
私なんかは初めてハローワークに行ったとき、それから何年かたっていったとき、どちらも心絶望したっていう体験談をつづっていきたいと思います。
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目次
初めてハローワークに行ったのは就職氷河期の時
私が初めてハローワークに行ったのはリーマンショック後の就職氷河期ど真ん中の時でした。管理人プロフィールで書いたように初めての仕事で意味の分からないことが多すぎて退社したのですが、本当の地獄はハローワークで嫌というほど味わうのでした…
その当時は仕事がないような状態で、募集人数>応募人数というどんなクソみたいな仕事でもとりあえず正社員だと激戦区というような状態でした。駐車場までの道路にみんな並ぶんですよ。一時間も二時間も…
そして中に入って、求人票を検索するためのパソコンが20台くらいあるのですが、それを使うまでにも1時間ほど待って、ようやく求人票をコピーしてハローワークの受付の人のところに相談しに行くのに2時間待って…
ハローワークに行く日はフルタイムで働いているのと変わらないくらいの時間がかかりましたね。
そんな大盛況なハローワークでしたが、どうせこんな給料でも来るんだろ?と我々の足元を見ているかのような見るだけで泣きたくなるような危険な雰囲気漂う求人票しかなかったのを覚えています 笑
正社員なんてのはほとんどなく、もし仮にあったとしてもしょっぼい製造業とかコンビニ店員のような感じの仕事とか…あとはもうほとんど時代が時代だったので使い捨てしやすい派遣の仕事が多かったですね…そんあ派遣ですらも派遣先に面接しに行かなくてはいけないという始末です。えぇ私は落ちましたよ…派遣なのに…
非正規雇用のメリットを詳しくまとめてみたで書いたように派遣にもいろいろなメリットはあるんですけども、その当時は氷河期だからこそ、正社員の身代わり役というイメージが強かったです。身代わり役にすらなれない私は何だったのでしょう…?
そのときはまぁなんとかかんとか、運のいいことに正社員の販売員として雇ってもらうことができました。給料は手取り13万です。それ以上もらったことはありません。ボーナスは不況だからということでありませんでした。
…す○家でバイトしてたほうがよくね?というのは誰でも思いますが、その当時はこのような仕事がいーっぱいありましたから!!!
もちろんブラックでパワハラの嵐でした。よくよく考えると正社員なのになぜ私だけ募集していたのか、なぜ結構前から掲示されていたのにも関わらず人が決まっていなかったのかをよく考えるべきでした。
こうしたことがあって、私はハローワークに対してトラウマといってもいいほどの苦い思い出を残すことになりました。
そして二度目のハローワークへ
そしてそれから7年ほどの月日が流れ、晴れて無職となった私は、新天地を探すために苦い思い出のあるハローワークに再訪するのでした。
以前に比べて、人も少なく、すぐにパソコンで求人票を検索できるようになっていました。
「あの時に比べたら天と地の差だなー。いいとこあるかも」
という期待はすぐにぶち壊されました。
確かに求人数は増えています正社員での募集も増えていました。でも、でも…給料があの時と変わってねぇ…多くても20行くか行かないかです。そこからいろいろ引かれる金額を考えると、昔の手取り13万のころとそうそう変わらないことに絶望を感じました。
その当時は働くということにほんとに嫌気がさしていたので
家族を優先したいから残業はあまりしたくないということは譲れない!とハローワークの方に熱望したのですが、はっきりと言われましたね
「そういった仕事を見つけるのは難しい」
と。こんなに求人票あるのにないの?ある程度給料が高いなとおもった求人票には
※残業40時間込み
と書いてありました。もう泣きそうでした。それってあれだよね?よく飲食店で書いてある~円からってやつだよね?基本上ブレしかしない奴だよね?ふざけてんの?
ハローワークの人には怒られるし、変な仕事しかないし、ほんと中途採用に対しての受け皿がおちょこ並みに小さいんだな日本は。と実感しました。
その後はハローワークで仕事を探すことをあきらめ転職サイトで仕事を探して今は何とか自分の希望とする残業がなくてそれなりにお金がもらえる仕事に就きましたが、あのとき妥協してハローワークで仕事を決めていたら今頃ハローワークに再訪していたはずでしょう
その時に使った転職サイトの内容は求人サイトDODAの何がいいの?7つのメリット教えますにて記事を書いています。
ハローワークでいい仕事が見つかるかどうかはあなた次第
さんざんハローワークをけなすようなことを書いてしまいましたが、いい仕事がほんとにないのか?と聞かれたらそういうわけではないんです。
もちろん給料が高いところもありますし、勤務体制も労働者にとって都合がいい会社も意外とあります。しかしほとんどの会社が
要経験者(○年以上勤務)
要資格者
の会社です。それプラス年齢制限もありますので本当に狭き門となっています。例えばあなたが以前と同じ職種に就きたいんだというのであれば比較的満足できる会社に就職できることは可能だと思います。
しかし私のように資格もなければ同じ職種だとしても内容がその会社でしか通用しない知識しかなかった場合、ほぼほぼ新卒採用の時と同じ給料で働くことになりますね。
生涯年収で考えたら派遣のほうが稼げるんじゃないか?と思ってしまうくらいの給料のところが多いので私と同じような方は絶望の淵に立たされるでしょう。
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地方に住んでいるだけでもう不利
私が住んでいるところはド田舎で田んぼのほうが面積大きいんじゃないか?と思うようなところです。栄えているところに行くだけでも片道1時間はかかってしまいます。
そうなるとどういうことが起きるかというと自分がしたいと思えるような仕事が都心部にしかないんです。ど田舎だと製造業、販売員がほとんどで皆さんが思い浮かべるようなサラリーマンのような仕事はほとんどありません。
今は、残業を少なくしようだとか働き方を根本的に見直す時が来たんじゃないか?とか騒がれていますがそれは都心部のみの話で地方のほうはそう言った動きってほとんどないんですよ。それをあからさまに感じ取れる場所がハローワークというわけです。
残業も多い、やる気、気合いが大好き。そんなとこばっかです。でもみんな嫌だとは思いつつも辞めないんです。なぜかというとどこも同じような給料だし、残業しないと生活できないから。地獄かよ!!!!って突っ込みたくなりますがこれが地方の現実です。
最後に
資格もない、経験もない、年だけ取ったような私のような奴に残されている道って比較的給料が高い派遣の仕事とか契約社員の仕事しかないんですよね。
もちろんこれまでの自分の人生の歩み方の結果こうなってしまったというのは理解していますが、もう少し受け皿が広くなってほしいというのが本心です。
- この給料で生活できるのか?
- この残業時間で体を壊したりしないだろうか?
- このままの体制で果たしていいものだろうか?
働く立場と雇う立場での考え方が離れすぎていると感じます。この差を少しでも埋まってくれることを切に願います。
と言っても、他力本願。いつかよくしてくれる人が現れるだろうという考え方ではいつまでたっても変わることができないはずなのでまずは自分から!いつどうなるかわからない時代なので
「大丈夫だろ」
なんて考えていると気が付いたらハローワークの前にいるぞということになりかねないので、今からでも少しずつ資格を取得したり、同じ職種で十分通じるような知識をつけましょうね。
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