逃げ癖がついてる人とそうでない人の決定的な違い

逃げ癖
仕事上での心の悩み

何かから逃げたくなることはあると思います。仕事であったり、学校であったり、グループであったり、それは人によって様々だと思います。

そこから一旦逃げてしまうとやはり逃げ癖というのが付きまとい、物事に立ち向かう思考ではなく、逃げるという思考に陥ってしまいがちです。

「あー嫌だな。」「やりたくないな。」から「逃げる思考」というのは始まっているのです。

人間は楽な方へ楽な方へと進む傾向があります。これは仕方ありません。どんな人間にもあることで言わば人間の本質といってもよいと思います。では、なぜ「逃げる人」と「そうでない人」に分かれるのかを様々な観点から考察していきたいと思います。

逃げるというのも選択肢の一つであると思う

私は逃げるというのも一つの選択肢であると思います。人間の行動の分岐は大きく分けて3つしかありません。

  • 「逃げる」
  • 「戦う」
  • 「停止する」

です。私は「停止する」よりは良い選択肢だと思います。

なぜなら停止というのは人間にとって死を意味します。たとえ肉体的に死んでいなくても思考を停止した瞬間に精神的に死んだのと同義であるからです。

それよりはマシかと思います。思考のプロセスの中で逃げるを選択しているわけですから死んではいません。随分ましかと思います。

でもなぜ逃げることは忌み嫌われているのでしょうか。簡単です。日本では古くより追い詰められて恥をさらすくらいなら自決、自害した方がマシだという美徳があるからです。

ここで言う追い詰められて恥をさらすのは「逃げる」の選択肢を指します。そういう古くからの美徳も相まって逃げることは許されないという観念が根底にあるのです。

話を戻しますと、逃げることは現代社会においても恥とされ、要は「逃げられない=失敗は許されない」という図式が成り立っていることが逃げ癖がついてしまう一因となっているなと私は感じます。

どういうことかというと、「失敗したら終わり」の思想があり、「逃げ=失敗」な訳です。これが非常にまずいのです。

1回失敗したらそれは昔で言う切腹です。1回の失敗で死んでしまう。もちろん現代社会においてそんなことはあり得ないのですが。そういう思想は根強く残っていると思います。

そうなったときに人間はどういう行動に出るか。「1回死んでるから、また死んでもいいや。」と、こうなってしまう訳です。

要は変な度胸と、自身に対する諦めが心を支配するようになり、そこからは簡単に「逃げ癖」がついてしまうのです。

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責任感が強いほど逃げ癖の傾向は強い

こうした状況に陥るのは真面目で責任感の強い人に多くみられると思います。

ふまじめで責任感のない人はもともと「失敗してもいいや。」「どうでもいいや。」と考えているためそもそもこういった状況には陥りにくいのです。

皮肉なことに、誰よりも真面目で責任感がある人に限って一回逃げてしまうと「逃げ癖」がつくことが多いように私は思います。

では、どうすればそういった思考から抜け出すことができるのでしょうか?答えは簡単です。不真面目に、もっと楽に、簡単に物事を考えればよいのです。

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具体例を上げるとするならば、新卒で入社したA君は非常にまじめで勤勉であり、努力家です。対して同期のB君は不真面目で何の努力もしません。

3ヵ月も経つうちにA君は仕事を一人で任されるようになりました。B君は相変わらず適当で怒られてばかりです。

A君はその時こう思っていました「よし。一人で仕事を任されるようになったぞ。誰よりも頑張って成果を上げて見せる。」

対してB君は「あー。何かA頑張ってんな。お疲れ様。俺はまあ怒られているけど給料もらえるし適当にやっておこう。」

こんな考えを持っていました。A君は定時を過ぎてもがんばり、B君は定時で適当に帰るようになっていました。

そんなある日A君は些細なミスを犯してしまいました。そのせいで仕事が傾くほどのことではないのですがA君に焦りが生じ始めました。B君は相変わらずです。

A君は日に日に自分を責め始め「もうやめよう。」と決心し、ついに辞職願を出しました。上司は驚き引きとめましたが、A君の決意は固く責任感を感じ辞めてしまいました。

その後A君は転職をし、前のように序盤は持ち前の能力でのし上がっていきましたが、些細なミスが起こるたびにやめては転職を繰り返し、ついに無職になってしまいました。

一方B君は適当ながらも最初の会社で頑張り続けているようです。

と、何が言いたいかというと、現実世界でこういうことは頻繁に起きています。不思議ですよね?真面目なA君に逃げ癖がついてしまい、ついには職を失う。かたやB君はなんやかんやで最初の職場にずっといる。

なぜでしょうか。ここには後々「逃げ癖」がつく人のダメな行動がちりばめられています。それを紐解いていきましょう。

自意識が高すぎるのも問題

第一に挙げられるのは。A君の自意識が高すぎることです。要は完璧主義なのです。新卒の戦力になるかならない内から自分のミスが会社を傾けるくらいに思ってますよね。上の文章では。

要は責任感もあるのでしょうが、自分の能力を過信しすぎていて自分が描いている理想の自分が高すぎるため、現実との乖離が許されないのです。気も小さいのです。失敗は許されないという気持ちと早く理想に追いつかなくてはならないという焦り、プライドの高さが自分の首を絞めているわけです。

では、これに対してどう対処していけばよいのか。簡単です。B君のように堂々としてればいいのです。一見B君はちゃらんぽらんなダメ人間のように書かれていますが、自分に期待しすぎず、自分の力量を良く分かっているといえばいるのです。

また、プライドもそんなに高く。自分にある意味正直ですよね。

自分を偽ったり、プライドの高さから、力量以上のことをするとこういう風に折れてしまいます。そこから這いあがれるだけの根性があればいいですが、A君のようにプライドが高いとそれすらもできません。

要は上記に書いた「失敗=恥」であるという図式が成立してしまうのです。

余談ですが、最初A君が犯したミスなど、上司は何も思っていなかったでしょう。それどころか新卒で数カ月で戦力になりかけているA君に会社はプラスに思っていたに違いありません。それなのに自らふいにしてしまったのです。

「プライドは一銭にもならないし、逃げ癖の要因になるから捨てよう」

これが第一に言いたいことです。

失敗に対するハードルの低さも原因

次に逃げ癖がつく要因としてA君の「失敗」に対するハードルの低さです。これが大きいと思います。

上記具体例からも、要は些細な失敗なわけです。それを会社が傾くほどの失敗だと抱え込んだA君の気の小ささと、責任感の強さがA君が会社を去らなければいけなくなった理由の一つです。

本人からしてみればすごく落ち込んだと思います。しかし、辞めるほどの失敗ではないでしょう。これがB君ならどうでしょう「怒られちゃったー。」くらいで済んだと思います。

そうです。B君は「失敗のハードルがすごく高い」のです。言ってしまえばB君からしたらA君の些細なミスなど「失敗」にも数えられてないわけです。

また、普段から怒られ慣れているB君は「失敗」に対する耐性も非常に高いと言えます。これは一見無神経なようですが、仕事から逃げないための非常に大事な能力だと思います。失敗への耐性の高さは非常に重要です。

この耐性が著しく低いと逃げ癖を育てるひとつの要因となってしまうわけです。

「いっぱい怒られて失敗していこう。そうすることで心は強くなる」

これを出来ないから逃げてしまうことになるわけです。

最後に要因としてあげられなかったことは「認めなかったこと。変えようとしなかったことです。」

最初のミスで仕事を辞めてしまったA君でしたが、その後も同じようなことを繰り返す描写があったと思います。それはなぜでしょうか。簡単です。

自分に向き合うこともせず、自分を認め悪かった部分を改善しようという意思が全くないからです。

A君は恐らくこんな風に思っていたでしょう。「次はいける。」と。

これは一番最初に要因として書いたプライドの高さからくるものなんです。要は自分は失敗したと心の奥底では感じながらも認めたくはないのです。

ただ、誰でもわかることですがある方法を使い何かをやって失敗した。例えば学生の時に試験前、朝起きて勉強しようと思っていたがいつも通り寝てしまった。

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自分にあった方法を見つけ自分を認めるのが近道

こういったことがあるとします。ここが分岐点なのです。
そこから、「俺は朝起きて勉強することは無理だから、夜きっちりやる。」と思い実行する人、かたや、「次こそはいける。」とまたもや朝起きようとする人。

結果は見えていますよね。当然前者の方が試験の成功率は高いでしょう。なぜなら、早期に改善点を見出だし、実行したからです。

少しだけ話を戻しますがA君は後者に当たるのです。当然一度失敗してる結果をまたもう一度実行しているわけですから、答えは言わずもがな「失敗です」

こういうしつこさも時には大事なのかもしれませんが、見極め早さの方が私は非常に重要かと思います。

では、どうすればよいのか。そうです。簡単です。

「自分の非を認め、自分をよく知り、悪かった部分を早急に改善することが大切」
なのです。

以上、もう一度簡単にまとめるとこういうことになります。

逃げ癖は、プライドの高さ、失敗にたいする恐れ、寛容でないこと、自分を認めないこと、改善しないこと。こういったことから起こるのです。

逆を返せば、下らぬプライドにこだわらず、失敗はどんどんしていって、自分を認め、ダメだった部分は早急に解決し、行動することで逃げ癖はつかないし、また、ついている人は治ると考えられます。

まあ、これは、理想論に近いので上記に挙げたひとつでも実行すれば、逃げ癖が少しは改善されるのかもしれないですね。要は図太く、無神経に、楽に生きろということです。

その方が、仕事だってストレスを抱えることなく楽しくやっていけるのではないでしょうか。

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