仕事の教え方が苦手と思う3つの大きな原因の解決策

仕事の教え方
仕事の疑問

仕事の教え方に悩む方は多くいます。

なぜなら会社は様々な性格、価値観を持った人たちの集まりだからです。

考え方が違う人たちの集まりが、その企業の目指すものを追求することでお給料をもらっています。

そのため、相手がどう考え、何を思っているのかを気にしながら仕事をすることは非常に難しいものです。

それでも、相手が同僚や上司などの目上か対等な間柄なら相手のことを考えすぎなくても大きな問題にならないことばかりです。

なぜなら、お互いに相手の気持ちを推し量ることができる関係だからです。

しかし、相手が部下などだった場合、そうはいかなくなります。
相手に伝わるように自分が配慮していかなければいけなくなるからです。

そもそも、なぜ部下への教え方で悩むことになるかといえばそこには大きく4つ原因があります。

その3つとは

  1. 自分が人に伝える能力がない場合
  2. 相手の理解力がない場合
  3. お互いに相手に理解させる気がない場合

以上の3つです。

これらの根本的な原因を考えないで相手に伝わる仕事の教え方を考えても相手に伝わることはありません。

今回はこの仕事を教える上での大きな障害となる3つのことを詳しく書いていきたいと思います。

1、自分に伝える能力がない場合

役職者やリーダーなどの多くが相手への伝え方を覚えてその地位に立つわけではありません。

ほとんどの場合、そういったことと無縁で仕事していった結果、今の教える地位に立っています。

その場合、自分自身が伝えるということに対して考えてこなかったため、相手に伝えたとしても、独りよがりになってしまうことがあります。

また、多くの場合独りよがりな教え方になっていることにも気づきません。

なぜなら、理解している自分が基準になっているため、相手が理解しづらい点などには気づかないからです。

そこに加えて、相手が受け入れやすいように伝えようという気持ちも能力も持ち合わせていない場合が多いため、自分だけがわかっているという状態になりやすいのです。

このタイプの場合、先に説明したように独りよがりであることを認識していないため、理解できない相手が悪いというように、責める対象が相手に変わってしまい、いつまでたっても伝わらない会話にイライラすることになるだけで、誰にとっても特にならない関係性を作ってしまっている人を多く見かけます。

私は資格勉強や語学学習の本などを本屋さんに見にいくことがよくあるのですが、このタイプの作者が書いた本をよく見かけます。

 

そういったタイプの人の書く本は「初心者でも始められる」や「基礎から始める」などというタイトルをつけつつも、内容は教科書的な作りであるだけで、理解できない人が理解できるようには作られていないことがほとんどです。

自分に伝える能力がないと認識することは自己認識が高くない限り気づかないものですので、もし今仕事に関して伝えているのに伝わらないという状態に悩んでいるのでしたら、まずは自分が独りよがりになっていないかから意識してみる必要があります。

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2、相手の理解力がない場合

相手の理解力がない場合、または理解力がその案件を理解するのにはまだ足りていない場合もあります。

その場合、相手の理解力に合わせた提案をする必要があります。

先に書いた通り、会社とは色々な人達の集まりです。

育った環境も違えば、これまで体験してきた経験も違えば感情も違います。

組織とはそういった人達を会社の目標のために束ねるために存在します。

そのため、相手の理解力と自分の理解力が同一であるなどということはありえません。

 

しかし、伝える方も伝えられる方もこの前提を忘れてしまうことがよくあります。

さらに、伝える方が1であげたタイプであった場合、自分にも伝える能力がないにも関わらず、相手の理解力の低さが原因でうまく伝えられないと考え、問題は相手の理解力だけだと決めつけてしまうため、いつまでたってもその状態から抜け出すことができません。

こうなるともう収集がつかず、結局は伝える方は伝えることを諦めてしまい、自分でやった方が早いと考え、自分の仕事を増やし頑張っても頑張っても周りが足を引っ張るというようなストレスを抱えていくことになります。

また、伝えられる方は役立たずのような扱いをされていると感じ、仕事や伝えてくれている人に冷めてしまい、やる仕事も少ないため、定時で帰り、仕事に生きがいを感じるほどのめり込むことができなくなります。

そうなると、職場の環境が悪いと考え転職を考え出したりして、今まで以上に仕事に対して前向きな気持ちになれなくなってしまうのです。

このように、自分に伝える能力がない場合と、相手の理解力がない場合という問題が重なると、明らかに業務に支障が出るようなコミュニケーション上の問題となってしまうのです。

これを解消するためには、伝える方が相手の理解力に頼らないことが肝心です。

会社の業務にはどこの会社でも応用可能な部分と、その業種ならではの特殊な部分があります。

また、その会社独自の内規と呼ばれるルールや経験則上決められたルールもあります。

もし、伝えていることがどこの会社でも応用可能な常識的範囲であったとしても、会社で扱われる案件は、様々な

ルールが重なっている場合がほとんどですので、常識的範囲での解釈がしづらい場合は多々あります。

さらに、初めてのことや経験が浅い場合、理解できないことは当然のことです。

それをできる他の部下や自分と比べてしまえば、多くの人をできない人として扱うことになります。

他の部下ですぐに伝わるのは、伝え方がうまいというよりは、伝え方が聞き手に合っていたか、理解する能力が高いだけであり、誰かを責める基準にはなりません。

このことを理解することは難しいかもしれませんが、理解しないまま相手にできないレッテルを貼ったところで、仕事が増えていくのは自分自身であるということに早く気付いた方が自分のためにも相手のためにも良い結果となります。

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3、お互いに理解する気がない場合

最後にお互いに理解する気がない場合があります。

そもそも仕事をするということは、世の中で何かの役割を担うことです。

製造業であれば、物を生産することで世の中をより豊かにしたり、困っている人達の助けになることが製造業という仕事の意義です。

小売業であれば、製造業が作ってくれた製品を管理し、お客様へ商品として提供することで、お客様の生活を過ごしやすくしたり、悩みを解決したりすることが存在意義です。

お互いに理解する気がないという状態は、そう言った会社の使命を意識していないことから始まります。

企業が企業という大きな組織で動く理由は、会社が世の中で担う役割を滞りなく行うためです。

人にはそれぞれ得意なことと不得意なことがあり、興味がある分野も違います。

そのため、一つの企業でも営業、開発、人事、経理、総務などと分かれており、それぞれの人が、それぞれの仕事を完璧にこなすことを目標に日々仕事をしています。

どの部署が欠けても会社は回りません。

そして、会社というのはそう言った部署に所属する一人一人が集まっているものなのです。つまり、社員一人一人が役割を持って動くことで会社という集団が世の中により良い価値を提供し続けられる存在になれるのです。

ですから、お互いに理解する気がないという状態は、こういった組織の担う役割を全うしていないということなのです。

そのため、お互いに理解する気がないという状態が存在するのであれば、これまでのような自分の伝え方がない場合や相手の理解力がない場合とは違う次元での解決が必要になります。

なぜなら、お互いに理解する気がないという状態は、表面的に見れば個人間の問題であり、個人で話し合うことで解決できるように見えますが、実は組織的にそういった職場環境になっていることが多いからです。

組織的問題は個人レベルでは解決できません。

しようとすれば、最悪の場合個人のケンカのようになってしまうか、誰も責任を取らない人達の集まりになってしまいます。

ですからこの場合、仕事の割り振りや仕事のやり方などを自分より上の人と相談する必要があります。

そうすることで、問題を個人間の争いにせず仕組みを整えることにつながりますので、まずはお互いの仕事の役割や責任を意識できるようにしていくことができるようになり、うまく伝わらなくても業務に支障がない状態を作り出すことができます。

具体的に言えば、業務の方法を誰が読んでもわかるように色々な人の視点からマニュアル化することや、重要な業務には二重チェック機能を作ることで、無理解からくる失敗を未然に防ぐようにするなどです。

こういった改善案は問題の矛先を変える上でも役に立ちます。

これまでは伝える方の問題や伝えられる方の問題など、常に個人間での対立や相手の能力に依存している点で問題が起こりましたが、こういった改善案を使うことで、個人間の問題に陥りがりな論点を、組織的な改善案でカバーできるようになるのです。

そのため、相手に気を使いながら進める必要がなくすんなりと受け入れられる可能性も高くなります。

ただし、もしそれを言えるような上司がいないなど、環境自体が壊れてしまっている場合はこういった改善案が、自分に伝える能力がないことや、相手に理解する能力がないこと、ましてやお互いに理解する気がないという状態になっているというようなことは決して言わないように心がけてください。

 

なぜなら、上司にそれを受け入れる環境を作る能力がない場合があり、その場合、改善案など不要で、努力が足りないからだと、根性論で叱責される可能性が高くなるからです。

このように人へ何かを伝えることは非常に難しいことです。

会社という多数の人達がいる組織ではその難しさは家庭の何倍にもなることもあります。

ですから、自分を責めたり、相手を責めたりすることは極力避け、会社の環境を変える工夫をすることが望ましいです。

さらに、ご自身の成長のために自分を見つめ直すことができれば相手にうまく伝わらず悩むことも減っていくことになります

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