騙されるな!ハローワークの求人票でブラック企業を見抜くための7か条

ハローワーク 求人票
就職の悩み

仕事を探す際、求職者が最もよく利用するのはネットの求人サイトなどですが、どれだけネットが発達しても、やはりハローワークには多くの求人が集まるものです。

特に中小企業の採用活動はいまだにハローワークが中心と言っても過言ではありません。

しかし、ハローワーク求人には多くのブラック企業が混じっていることも事実です。

サービス残業を強要したり、パワハラやモラハラが横行し、結局は社員を使い捨ててしまうようなブラック企業で働きたいと思う人は誰もいません。

ブラック企業に引っかからないために、ハローワークの求人票からチェックできる、ブラック企業を見分ける7か条をご紹介します。

あわせて読みたい→ブラック企業から逃げたい!ブラック企業の3つの確実な辞め方

1.常に募集がある

ハローワークの求人票から仕事を探していると、何度も同じ求人が出ていることがあります。

その企業には少なからずブラック企業の可能性があります。

ハローワークの求人は、実は非常に回転率が速いものです。

というのも、やはり仕事を探す人はまず最初にハローワークを訪れるからです。

それだけでなく、もしその会社が条件のよい仕事ならすぐにでもその求人には応募があるはずですし、居心地のよい職場ならその応募者が仕事をしているはずです。

 

それなのに同じ求人が何度も出ている、求人票が残ったままになっているということは、その会社に社員が居つかない理由があると思ったほうがよいでしょう。

その求人がそれぞれ別の部署や職種を募集していたり、明確な理由が示されている場合は別ですが、何度も繰り返し同じ求人が出ている企業は危険と思ったほうがいいかもしれません。

 

また事業の規模に比べて不自然なほど大規模な募集人員を掲げているケースも要注意です。

通常の企業であれば短期間にそれほど大量採用することはまずありません。その会社では、社員を使いつぶす前提や、人を採用する意志がなく採用活動が行われている可能性があります。

特に若手の採用が多い、採用数が従業員の一割以上になっている場合は要注意と言われています。

もちろん、事業が急成長して急いで大量の人材が必要になった、業績が上昇している成長企業であるという可能性もあるので、新規事業や事業拡大を行っているのかなどを自分で調べることが必要でしょう。

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2.残業時間と時間外手当、休日の表記があいまい

ときどきハローワークの求人票で見かけるのが「残業は月に15時間程度」といった表記です。

ひと昔前に話題になった表記として給与の中に「残業手当(時間外手当)30時間を含む」というものがありました。

 

これは月30時間の残業があったとしても残業手当が支払われないということを意味していて、典型的なブラック企業の手口とされていました。

最近ではブラック企業という言葉が一般的になったせいか、このように「残業代を含む」という表記されることは少なくなったようです。

 

しかし代わりに現れたのが「残業は月に30時間程度」といった表記です。

残業時間をあいまいにすることで求職者に対して「残業が少ない」というイメージを抱かせる手口です。

そのため現在では「残業は月に30時間程度」と書いてある企業のほうが良心的な企業だという意見もあります。

また「残業はあまりありません」「残業は数時間です」といった表記も要注意です。

もちろん、本当に残業がない会社や、数時間程度の残業で上手く業務が回っている会社もありますが、「残業はあまりありません」「残業は数時間です」として長い残業時間をごまかしているケースがあります。

 

また、人事や総務といった場所が残業時間を把握していない、現場から虚偽の申告を受けている、またはサービス残業が行われているといった状況も考えられますので、書かれていることをうのみにしたり、頭から信じないように注意しましょう。

 

残業だけでなく、休日の取り扱いについても気を付けましょう。

通常の会社であれば土日祝日は休みとなりますが、土曜日は出勤としている企業もあります。

毎週でなくとも、隔週の場合もあり、また逆に月に一日だけ休みという場合もあります。

ただ、ここまでは悪意で表記を隠しているというわけではなく、単に休日の少ない会社ということになりますが、実際には求人票に土曜日も休日と書かれてても土曜日にも休日出勤を求められるというケースもあるので、注意が必要です。

 

この場合は求人票だけでは判断できないので、面接などできっちりと確認し、相手の言質を取っておくことが必要になります。

また「フレックス制」「裁量労働制」という表記がある場合にも注意したほうがいいでしょう。

「フレックス制」や「裁量労働制」は法律にのっとった正しい労働形態ですが、悪用されやすいのも事実です。

のちのちのトラブルになった場合でもフレックス制や裁量労働制を盾にして残業代を払わないというケースすら発生しています。

3.給与と待遇が良すぎる

求人票で最初に目が行くのは、やはり給与の部分ではないでしょうか?

非常に高い給与をうたっている企業を見つけたとき、ラッキー!と思うかもしれませんが、そういうときこそブラック企業の罠の可能性があります。

まず、基本給の場合なら「20万~40万円」と言ったように幅を持たせて記載されていることはよくありますが、ほとんどの場合は一番下の額からのスタートになります。

 

この場合ではまだ悪意があるとは断言できませんが、提示されている基本給が「35万円」など他と比べて高い数字が書かれている場合には注意が必要です。

労働条件や労働時間が非常に長い、またはその後の昇給がないなどの可能性も考えられます。

それだけでなく、基本給にすでに残業代が含まれるみなし残業であるケースは、注釈として成功報酬制だと記載されていることもあります。

 

賞与についても基本給がベースになっていることを忘れず考えましょう。

また記載されている賞与は前年の実績なので、基本給が安い部分は賞与で補われると考えないほうがいいでしょう。

求人票には基本給だけでなく、手当の内訳などについて記載する部分もありますが、この部分が空白になっている場合は注意してください。

給与に限らず、空欄が多い、表現が曖昧という場合は疑ってかかったほうがよさそうです。

また待遇について「正社員」という場合でも「トライアル採用」という付記が足されていることもあるので、その場合も気をつけてください。

実際に面接に行くと、「入社何か月かはトライアル採用で」などと言われ、求人票にあったものよりもはるかに低い給与で働かなければならない場合があります。雇用期間と雇用形態にも十分に注意を払いましょう。

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4.誰にでもできる簡単なお仕事には注意

「誰にでもできる」「初心者歓迎」などの記載は仕事を探しているとよく見かける表記ですが、実態と異なることも決して珍しくありません。

ブラック企業とまでは言えなくても、具体的な仕事内容が書かれていない場合、非常に高い能力が必要な仕事を割り振られる、それをこなすために残業が重なるといったことがあります。

また初心者歓迎でも同じように、能力の不足を残業で補わなければならないといった仕事環境に放り込まれることもあるので、とにかく具体的な表記がない会社は要注意です。

実際に事務や経理で入ったはずが営業の仕事やクレーム処理をさせられたということもあります。細かく記載されていれば安全というわけではありませんが、ひとつの目安にはなるでしょう。

5.交通費、住宅手当などが良すぎる、または記載がない

毎日働く企業の福利厚生は非常に重要です。

しかしこの部分で真実とは違った記載がなされていることもまた事実です。

交通費支給と書かれていたが実際は月の上限があったというトラブルは少なくありません。

また社会保険についても完備しているかどうかの確認が必要です。育児休業などについても同様に確認してみましょう。

特に介護休業や看護休業について導入している企業はまだ少ないため、この部分についての記載がある企業については社員に対して優しい会社だと考えることもできます。

6.表記が雑、または更新されていない

表記があいまいや空欄が多いだけでなく、表記自体が雑であるという場合も注意が必要です。

というのも、ハローワークの書類はたいていの場合、総務や人事などの部署が作成を担当しますが、雑な求人票を作る会社ではそのような部署の人員が少ないまたは求人の重要性を理解していないという可能性があります。

そのため、求人票の待遇と勤務実態が全く異なっていることもあまり気にしていません。

自覚なきブラック企業ともいえるケースですので、もし入社して文句を言った場合でも、それが通じないということにもなりかねません。

 

どの程度求人票を作るときに力を注いだか、わかりやすく丁寧な求人票を心がけたかということもその会社の体質やカラーを判断する基準になります。

 

また求人票には会社までの地図が添付されていますが、ずっと同じ地図を使い続けている企業もあります。

すでになくなった建物やビル、店が目印として書いてある場合、募集しても人が集まらない、採用活動が上手く行っていない、人が居つかないなどの目安になります。

またそれを指摘する人がいないということも社員に対する気配りができない、または気配りをするほど余裕がないという証拠になるかもしれません。

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7.必ずしも本当のことが書いてあると思わないこと

ハローワークの求人票の優れた点は、なかなか情報が手に入りづらい中小企業の求人が多いということ。

中小企業は採用活動に慣れていないところも多く、書類上に不備があることが多いのも事実です。

しかしそれがその企業がブラックである証明になるかといえばそうではありません。

それが求職者にとって幸せな出会いにつながる可能性もあるのです。ハローワークで求人票を見るときには、書類だけですべてを信じてしまわないように注意しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回紹介しとことの共通点として、書かれていることすべてを鵜呑みにしてはいけないということです。

仕事というのはあなたの人生と言っても過言ではない存在です。

そんな大事な仕事を決めるからこそ、小さなことかもしれませんが、しっかりと見極める力が必要になってきます。

実際に就職してみて

「失敗したー!!!」

とならないように今回の記事の内容を頭の片隅においてください。みなさんの就職が成功することを願っています。

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