仕事のやる気がない人に対してイラッと来なくなる付き合い方4つ

仕事のやる気がない人
仕事の疑問

仕事に対してやる気がない人は一定数どこにでもいるものですよね。

こちらがどんなに真剣に仕事に取り組んでいても、周りの人がそれに応えてくれない…仕事をする上で、誰もが一度は直面する問題ではないでしょうか?

実際、周りの人が話を聞いてくれなかったり、無視したり、投げやりな態度しか示してくれなかったら、仕事は前に進みません。

一人で起業しているのならともかく、チームで仕事をする場合、一人でもやる気のない人がいると…しかも、その人が影響力の大きい人だった場合…仕事の成績低迷に直結してしまいます。

それでも、社会人としては、やる気のない人ともうまく折り合いをつけ、仕事の成果を上げていくことが求められます。

ここでは、仕事に対してやる気がない人とどのようにつき合っていけばよいのか、具体的事例も交えながら、4つのヒントを示したいと思います。

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1「やる気のない人もチームとしては必要」という事実を理解する

チームで仕事をする場合、どうしても集団心理というものが働きます。

チーム全員が同じモチベーションを持ち、同じ強度で働くことは不可能であることが、進化生物学の立場からも証明されています。

 

「働きアリの法則」をお聞きになったことはありませんか?

これは、文字通りアリの生態に関しての法則で、北海道大学の長谷川秀祐先生が詳しく研究された研究成果です。これが、人間社会にも当てはまる法則だというのです。

ここでは詳しい説明は省きますが、アリの集団と同様、人もある程度集まると、「2割の人が率先して働き、6割の人は上位2割の人に引っ張られて働き、残り2割の人はさぼっている」という状態になるようです。

「さぼっている2割の人」は、働きもせず、タダ飯を喰らう状態です。

ここが、真剣に働いている人から見たらどうにも理解しがたく、不満が噴出する要因になります。

しかし、「率先して働く2割の人」が疲れて休んだときはどうなるのでしょうか?

その時、非常事態宣言が発令されるかのごとく、「さぼっていた残り2割の人」が仕事をしはじめます。「率先して働く2割の人」のサポートに回ってくれるのです。

つまり、チーム全体としては、仕事を継続できている、という状態になります。

このメカニズムをよく理解しておくと、やる気のない人を必要以上に責めたり、自分の心に不満を抱え込むこともなくなります。

 

仕事の進捗状況を周りのせいにし、ストレスを感じる暇があるのなら、仕事に集中したほうがよいことがおのずと分かってくるでしょう。

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2やる気のない人にイライラするくらいなら「真摯に仕事に取り組む」

「働きアリの法則」は理解していても、実際の仕事上、具体的に動いてほしいときに動いてくれないのは、本当に困ります。

卑近な例ですが、筆者の場合、直属の上司が、何を言っても「のれんに腕押し」のような状態でした。

いくら事前に提案をしても「え〜こんなの必要?お客さんに言われてからやればいいんじゃないの〜」。資料を渡しても「読んどくね〜」とは言うものの…そのままなしのつぶて。

スケジュール管理もしていないようで、会議の数時間前になって、突然「◯◯の資料を作って〜」と仕事を振られることもしばしば…そして、筆者の作成した資料は、上司の名前で提出…よく働いていると認められるのは、上司でした。

 

はっきり言って、キレました。

未熟者の筆者、恥ずかしながら、顔にも出ていました。

「働きアリの法則」は知っていましたが、それでも、「社会の理不尽さ」というようなものが無性に腹立たしく、よく泣いていました。

泣いてばかりいたのですが、あるとき、「もう、この人には理解してもらえなくてもいい。許可は出なくても、会議の事前準備はしておこう。ボツになってもいい。気がついたことは自分で提案書を作成してストックしておこう」と気持ちを切り替えました。

本来なら、業務は「報告連絡相談」で、周りの人といっしょに行うものですが、自分の本来常務から外れたことでも、「ボランティア」で行うことに決めました。

(もちろん、過度の越権行為にならないよう、注意を払いました。)

仕事に関連した書物をたくさん読み、セミナーに積極的に出かけ、同業者にも声をかけて顔見知りをふやしていきました。

 

また、日々の業務でお客さまとやりとりをする中で得られたアイデア等も盛り込み、提案書をいくつも作成しておきました。「仕事をする」という行為に集中することで、やる気のない上司のことは、段々気にならなくなりました。

 

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3「見ている人は、見ている」ことを信じる。

このようにして、仕事自体に集中するようにしていたところ、上司以外の、他のセクションの方から声をかけていただくことが増えてきました。上司をスルーし、直接自分のところに問い合わせが来るのです。

この経験を通し、「◯◯さんを通さなければ仕事ができない」とか、「これは◯◯さんの役割だから私がやるべきことではない、やめておこう」と、これまで自分で自分の首を締め、行動範囲を勝手に狭めていたことに気がつきました。

 

というのは、最終的には上司を飛び越え、他のセクションの人と仕事をするようになったからです。仕事がどんどん進むようになりました。

あなたのまわりにも、あなたを見ている人がいて、確実に評価をしてくれているはずです。

その人たちは、今のあなたには見えないかもしれません。でも、あなたが「真摯に仕事をする」ことで、確実に目の前に現れてくるのだと信じてみてください。

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4「真摯に仕事」をすれば、適材適所の人員配置が自然に生まれ、仕事へのやる気も生まれてくる。

こうして、筆者がどんどん仕事をするようになると、「やる気がない」と思っていた上司が変わりました。「私も手伝うよ」「具体的に私に指示を振ってよ」と言ってくれるようになり、戦力として働いてくれるようになりました。

 

きっと、上司は、誰かを引っ張っていくタイプではなく、誰かをサポートしてこそ実力を発揮できるタイプの人だったのでしょう。

今でも上司ではありますが、フラットで対等な関係になり、仕事の相談にも応じてくれるようになりました。対外交渉も積極的に行ってくれます。

人のやることですから、人事のミスマッチがないとは限りません。

しかし、真摯に仕事をすることで、役割を超え、適材適所の人員配置が自然に発生することも事実です。

どうか、あなたもあきらめないで。ここでもうひとふんばり頑張ってみてください。

いかがでしたか?ここまで目を通していただき、ありがとうございました。
あなたの仕事を、陰ながら応援しています。

注)ここでは、一般的な中小企業のオフィスを例にとって述べています。技術職や医療関係者の方は、その専門性から、ここに書いてある方法よりも、異なる戦略をとる必要が出てくる可能性があります。その点をご承知おき下さい。

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