残業を200時間した人の壮絶な体験談紹介

残業200時間の体験談
体験談

皆さんは残業を200時間したことはありますか?

 

というよりしたくないですよね?今回は実際に残業を200時間こなしたという方の体験談を紹介します。

 

以下体験談

就業規則の意味を成していなかった職場でした

 

私の残業200時間をした体験談は、新卒として入社した20代前半の時のものです。

 

私は新卒で航空貨物の輸出入代理店に入社しました。

 

一部上場企業の子会社で知名度も高く、業界でも3番目にランクされる企業でした。

 

グローバルな企業でしたので英語も生かせるしさぞかし仕事にやり甲斐があるだろうと期待していました。

 

ところが配属されたのは通関業務部だったのです。

 

通関業務は、その日にメーカーから出荷依頼をされたらB/Lという書類を作成する仕事で、その書類を翌日空港に搬送されてくる貨物に結び付けて飛行機に載せなければならないので常に速さを求められていました。

 

メーカーに駐在の営業から指示書が回ってくるのが夕方の5時過ぎ、そこからB/Lを作成して翌日の朝一番にデータを成田に送信しなければなりません。

 

当然翌日出荷分のデータは翌朝までに入力し終わっている必要があり、全てが自分たちの残業にかかっていました。

 

運輸業界はいかに海外に早く運送できるかを競争しているので、競合会社に差をつけようと思ったらその分従業員が働くしかないのです。

 

メーカーからは夜遅い時間になっても出荷を受け付け、土日でも急ぎのものには対応しました。

 

毎日終電は当たり前、週末には事務所泊ということもありました。

 

事務所にはカウチと段ボール、毛布がありましたが、不衛生きわなりない環境でした。

 

就業規則は9時~5時、週休二日制ですが、休日出勤という制度がなかったので、毎日深夜残業をして土日も出勤すると自然と残業200時間になっていたのです。
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昼間は派遣社員と女性社員に任せる毎日でした

 

残業200時間の体験談というとあまりにも過酷ですが、若い頃は何とか毎日出勤できていました。

 

しかし昼間はどうしてもボーッとしてしまいます。

 

結局その部署で必要だったのは出荷データの作成ですので、夕方5時を過ぎてから深夜、或いは翌朝まで働くスタッフでした。

 

そこで昼間は派遣社員を多く雇い請求書の作成などをさせて、正社員は割とのんびり過ごすことが許されていたのです。

 

朝一番にデータを送信してから昼過ぎまでは、ミスがなければかなりのんびり過ごせていました。

 

オフィス内も和やかで和気あいあいとしていたのものです。

 

しかし毎日夕方5時を過ぎると戦場の様な状態になり、いつの間にか深夜になっています。

 
私の会社は残業代はきちんと貰えたので、残業200時間もすると毎月信じられない程の給与が振り込まれます。

 

振り込み金額を見て嬉しい思いはあるのですが、休みは月に1回取れれば良い方だったので、お金を使う時間が全くなく、若いのにライフスタイルは非常に地味でした。

 

食事も夕方コンビニのおにぎりを食べておき、深夜に仕事が終わった後でラーメンや牛丼を食べていたので不健康極まりなく、太ってしまいました。

 

さすがに労働組合からもクレームが来る様になり、人事部から「残業を減らす対策を立てる様に」と言われてしまいました。

 

そのせいで翌月から残業はきっちり200時間までしか付けられなくなりましたが、年末の繁盛期には確実に200時間以上はしていたと思います。
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残業を200時間することででメリットはあったのか?

 

残業200時間の日々は半年近く続きました。

 

ところがある日、先輩の一人が残業中に急に大きな声を出して叫び始めたのです。

 

上司が慌てて「帰りなさい」と命令して帰宅させましたが、その先輩はそれっきり休職して半年後に退職してしまいました。

 

私は医師からの診断書のコピーと取らされましたが、「精神的理由による」と書かれていたと記憶しています。

 

それがきっかけになり、私は転職を考える様になりました。

 

自分が病気になっても会社の人は誰も心配すらしてくれない、そして仕事は相変わらず忙しく、病気になるだけ損ではないかと思ったのです。

 

思い切って転職をして、定時に退社している人達を見た時に驚きました。

 

有給を使って休んでいる人もいて、今までの職場こそ「ブラック」だったと実感したのです。

 

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しかし残業200時間を経験して、全くメリットがなかったという訳ではありません。

 

いざ忙しくて残業をすることになっても滅多なことで「疲れた」「辛い」と感じなくなりました。

 

また、「やるときにはやる」という姿勢でいるので、必要のないときにダラダラと残業をすることもなくなり、メリハリをつけて仕事をする様になりました。

 

仕事に対しても好き嫌いで判断せずに「やらなければ終わらない」と思ってやり遂げられるので、人と自分を比べたりすることもなく、自分のペースでできる様になったのです。

 

以上の体験談から、若いうちの残業200時間はなければ越したことはないけれど、やってみる価値はあると思っています。

 

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